モフモフからツルツルまで!キャラの種類を見た目で分けてみよう

キャラと一口に言っても、種類は様々です。ふわふわモフモフだったりビニールだったり、モチーフが動物だったり実在の人物だったり。そんなキャラを見た目や質感などで分けてみようと思います。

まず表面素材で分けてみましょう。着ぐるみの大半はモフモフの起毛素材で出来ています。なでると気持ちいいし、動物系だとその質感が相まって可愛さも増します。マスコット人形としてグッズにしたときも、質感そのままだったりするのでファンには喜ばれます。

次にビニールのような素材の着ぐるみです。起毛素材よりも移動が楽で比較的水には強いですが、だからといって雨の中でも活動するわけではありません。

ちなみに、いわゆるローカルヒーローの多くはFRPという素材が多く使われています。ガラス繊維をプラスチックで固めたものです。ヒーローはアクションをすることが多いので丈夫である必要があるからです。

次に着用方法で分けてみましょう。ふわモフ系キャラの多くは頭があって胴体、足と手が分かれています。頭と胴のツーピースのキャラもいます。頭は骨組みを入れて形作ったものに布を貼ります。胴体には何も入れないか骨組み、あるいはウレタン素材で形を作っています。

もう一つはワンピースで、中に空気を送り込んで膨らませるものです。これはビニール素材のキャラに多い着用方法で、着たときは小さくても空気を入れて膨らますことで大きくなります。欠点としては、穴が空いたり装置が壊れた場合、空気が抜けて見るも無惨な状態になってしまうことでしょうか。

これ以外にも、段ボールでマスクを作ったり全身タイツだけだったりと、特に個人活動のキャラは、低予算ながら工夫を凝らして製作されています。

一般的に使われている素材としては、ふわモフ素材かビニール素材の二種類になると思います。いずれにせよ、夏は特にとても暑くなるので、休憩と水分補給は欠かせません。

次にデザインの元となったモチーフ別に分けてみましょう。実在の動物、植物、歴史上の人物、それから実在しない空想の生き物など、それはそれは千差万別です。

特有の動植物がいるご当地だと、その動植物をモチーフに作られたりしています。クマやウシ、パンダなどが多いかなと思います。

偉人を輩出してたり武将ゆかりの地だと、徳川家康や真田幸村などをモチーフに可愛いキャラがいます。武将と動物を合わせたキャラなんてのもあります。

架空の存在、例えば妖精や妖怪、何かを擬人化したものなどもとても多いです。妖精だったり、神様だったり、カッパや龍神なんていうのもあります。

ちなみに、LHも同じように動植物や偉人、架空の存在をモチーフにデザインされています。敵役も同様です。生物的だったり機械的だったり、カッコ良かったりかわいかったり。LHは特に、デザインを見てるだけでも楽しいです。

このように、キャラを作る際には、素材やデザインに工夫を凝らして他とは違うものをと努力をしています。製作過程はかなり真面目、決してゆるくありませんね。