地元に来ないなら呼んでしまおう!キャライベントを主催してみる

遠方に住んでいる人にとって、地方のキャラに会いたいと思ってもなかなか会うことができません。遠征もそう頻繁にはできません。SNSでの写真などがイベントの様子を見るだけの人も多いです。

基本的にキャラは、呼ばれない限りイベントに参加することはありません。まれに、別の用事(本業の関係など)で来たついでに最寄りでやっているイベントに参加する、というキャラもいます。

地元のイベントが呼んでくれない、キャラが来てくれない、だったら自らイベントを主催してキャラを呼んでしまおう、というファンが現れました。その話を聞いたときは、凄い人がいるなぁと感心してしまいました。

イベント主催の経験がある人だけが計画するかというと、ほとんどの人はそうではありません。元々はただのファンであって、会いたいというその情熱で動いているのだと思います。

もし、初めてイベントを開催しようとしているのなら、お手伝いしてくれるスタッフを身近の人にお願いすることをお勧めします。慣れていないと色々な問題も出てきますので、人手はあった方がいいからです。

イベントをするには、キャラ運営とコンタクトを取って日程を決める必要があります。キャラに仕事があったり他のイベントと被ってしまっていたら開催できませんから、そこはしっかり詰めるそうです。

イベント開催となると、当然費用はかかります。会場の使用料、その他経費、キャラには往復交通費と泊まりが必要ならば宿泊費、あと出演料でしょうか。交通費出してくれれば行く、と公言しているキャラも多いので、あとは要相談、といったところだと思います。

日時を決めて、会場が決まったら、参加費をどうするか考えなくてはなりません。自腹で全て、というわけにも行きません。

そして参加者募集になると思いますが、参加者が少なければ催行を中止する、ということもあるかも知れません。参加したい人が参加できるように準備するのが腕の見せどころだと思います。

そしていよいよイベント開催となるわけですが、主催者は色々と目を配らなくてはいけないので、他の参加者よりはイベントを楽しめないかも知れません。でも、会えなかったキャラと会えるというのはどういう状態であれ嬉しいものです。

イベントが終わったら片付け、精算などやらなければならないことはたくさんあると思います。でもきっと、それと同じくらい達成感があると思います。

初めてファン主催イベントの話しを聞いたとき「なぜあの人が主催するんだろう」と不思議に思いました。イベンターなのか経験がある人だと思っていたら普通にファンだったので、情熱があればできるんもんなんだなと思った記憶があります。

これを見て、「私にもできそう」と思った人へ。これはあくまで一例ですので、実際に企画するときは、実際イベントを主催したことのある人やキャラに相談をしてからにした方がいいと思います。

その上で、もしやると決めたのなら、最後まで責任を持って立案、計画、開催をして、楽しいイベントにして欲しいと思います。