なぜそこまで?遠征してまでキャラに会いに行くファン心理

キャラが自分の身近でイベントをやったりするとは限りませんよね。行ける距離出鼻居場所でイベントが行われると分かると、少し悲しくなることがあります。

でも、遠征してくれたから会えたというファンもいますので、キャラには遠征をしてファンと会って欲しいと思っています。

そして、好きなキャラのためならと、はるばる遠征先まで行くファンがいます。もちろん仕事や家庭の事情などで行けない人の方がほとんどですが、行けるのなら行ってしまえ、というファンは多いです。

地元のキャラが地方に行くということは、遠征先はアウェーということになりますよね。そういうとき、イベントでよく会うファンが遠征先にいると、キャラはとても心強いそうです。

ファンも、もし遠征先でひとりぼっちだったら(実際には遠征先やその近郊にお住まいのファンが来てくれますが)と心配してしまうものです。もはや親心にも似た感じです。

また、好きなキャラが参加するイベントには絶対に行く、と決めているファンもいます。それだけキャラが愛されていると言うことですね。

遠征組は、仕事や遠征費のやりくりをして参加をしています。キャラファンじゃない人には、「キャラ相手に…」と思われそうですが、行きたいのですから、近くで応援したいのですから、それでいいのではと思います。

なぜそこまでして応援するのでしょうか。その原動力は一体どこから来るのでしょうか。それは、好きなキャラをただただ応援したい、それに尽きると思います。

応援することで何か見返りを求めているのではありません。純粋にキャラが好きで、ある人は心の支えだったり、ある人は生きがいだったりするのです。その感謝の気持ちを応援という形で表しているのだと思います。

キャラが好きというのは、広い意味で「趣味」の一つだと思っています。珍しいかも知れませんが、なかなか良い趣味ではないかなと思います。

「そんなことにお金使うなら別なことに使ったら?」、たまに言われたりもします。よくよく考えればおっしゃるとおり、かも知れません。でも、好きなことを楽しんでいるのだし、自分が納得しているならいいではありませんか。

例えば、アイドルに夢中になる人、アニメに夢中になる人がいます。スポーツや手芸、何かをコレクションすることが好きな人もいます。コンサートに行ったりグッズ買ったり、材料買ったりする、そういう人達と何にも変わりません。

キャラはファンになってくれる人への感謝を忘れません。ファンもキャラに対して敬意を表しています。決して一方通行ではない素敵な関係だと思いますよ。

これを読んでいる人は、ご当地キャラや企業キャラ、ローカルヒーローに興味を持ってくださっている人だと思います。食わず嫌いの人も多いと思います。

でも知ってください。キャラはファンにとって生活の一部です。なくてはならない存在です。そんな風に夢中になれるキャラって素敵な趣味ですよ。食わず嫌いにならないで、まずは触れ合ってみてください。きっと良さが分かります。